プラダ 小物・アクセサリー買取

今やイタリアの代表的なラグジュアリーブランドとなったプラダ。1913年に高級レザー製品を取り扱うショップ "プラダ兄弟"(Fratelli Prada）をマリオ・プラダが弟と共に創業し最高級品質の素材を使用したゴージャスな旅行鞄やトランクなどを取り揃え、上流階級を中心とした顧客を多く抱える人気店となりました。そののち、1919年にはイタリア王室の御用達として任命され、王室を象徴する「サヴォイ家の紋章」であるロープをブランドロゴのデザインに取り入れられることを認められるほどになりました。しかしマリオ・プラダが1958年に死去。そして時代背景による影響も重なりプラダは凋落していったのでした。後継者となったマリオの娘がどうにか事業をつなぎ留めるも、苦しい状況に変化は訪れませんでした。そんな長い低迷期を抜け出し、新たなるプラダが動き始めたのは、マリオの孫娘である"ミウッチャ・プラダ"がオーナー兼デザイナーに就任した1978年からのことです。ミウッチャ・プラダが生んだ最初の大ヒットアイテムが、パラシュートにも使用されている特殊なナイロン素材を使用したバックパックでした。その次にはシューズ事業を展開しはじめますが、ウェッジソールの厚底シューズなどの斬新なデザインや絶妙な色使いでバッグと同様に人気を集めました。ミウッチャ・プラダはその後も現在に至るまで数多くのヒット商品を生み出し高い評価を得ている世界屈指のデザイナーのひとりなのです。 そしてプラダ蘇生の歴史を語るうえで欠かすことのできない存在がプラダの会長兼ＣＥＯであると同時にミウッチャの夫であるパトリツィオ・ベルテッリです。大学を中退してアクセサリー事業に専念し約１０年間で事業をトスカーナ州・アレッツォの中規模レザー製品会社へと成長させた人物で、ミウッチャがオーナー兼デザイナーに就任する前の1977年頃2人はミラノ展示会で出会いました。それ以来プラダの影の立役者でありベルテッリはのミウッチャの最強のパートナーであり、背後で常に原動力となってきたのです。ベルテッリという人はカリスマ性を持つ疲れ知らずの上司でありプラダブティックの壁の色からシューズの縫い目の数までプラダについて何でも知り尽くしていると共に働くものたちが言っています。ベルテッリはプラダという企業をハイリスクハイリターンに勢いづけ続けてきました。その結果、プラダは、"プラダ"と"ミュウミュウ"さらにシューズブランドの"チャーチーズ"と"カーシュー"この4つのブランドを展開し267店舗をかまえる年商24億＄の世界的ファッション複合企業となったのです。 1986年にはベルテッリの強い意向によってニューヨークにプラダの3号店となるショップをオープンしています。そしておよそ2年後レディーレディースコレクションを開始、1993年セカンドラインであるミュウミュウを開始、1995年にはメンズウェアにも進出しました。その後も様々分野において展開は続いていきます。ミウッチャはベルテッリについて「彼は私よりもずっと挑戦的で、彼が３度以上、意見を言ったら私はそれについて検討しなければならず、自分を問いただすことになるのです。ベルテッリは頭脳で私たちは腕の役割をしていて、２人の関係は常に激しく仕事は重労働ですが夫を尊敬している」とコメントしています。また、ベルテッリはミウッチャとの関係についてこうも語っています。「自分はミウッチャよりも考え方が新しいわけではないのです。ミウッチャはより直感的であり、自分は合理的に物事を細分化して考える。でも大抵は結果、同じ結論に達するんだ」と。このようにミウッチャがデザインに力を注ぎ、ベルテッリは事業面で強い熱意を注いぎ、今なおベルテッリの攻めの姿勢は衰えることなく、プラダという企業がビジネス界にさらなる新しい旋風を巻き起こす期待がされ続けているのです。そんな躍動的な精神から生まれてくるプラダのアイテムの数々は、バッグと同様に小物やアクセサリーにも根強いファンがいます。そのため当社アトランティスでは、プラダの小物やアクセサリー類も、1点から高価買取いたします！また一度にまとめてお売りいただくと商品の数が多いほど買取額も値上げさせていただいておりますので、ご不要になったプラダのアイテムがございましたら、状態や点数に限らず、是非一度お気軽にお問合せくださいませ！！