ブランド買取専門店の内緒のはなし
近年注目のブランド
2017年2月7日
長い歴史の中で不動の人気を得ているブランドも多数存在しますが、
それでもブランドのトレンドというものは非常に流れが速く、日々変化しています。
そこで、近年デビューしたばかりで注目度の高いブランドをご紹介したいと思います。
絶対にハズせないと言えるファッションブランド、『 VETEMENTS(ヴェトモン)』です。
参考URL:http://vetementswebsite.com/fashion-show/spring-2017/
2014年春夏に立ち上げ、瞬く間にファッショ二スタを中心にカリスマブランドとなりました。ファッション界の女帝と言われているヴォーグの編集長アナ・ウィンターや、リック・オウエンス、ドリス・ヴァン・ノッテンなど多くの大御所デザイナーたちも
〝デムナ・ヴァザリア〟はファッション界に革新的な風を吹き込んだ存在と賞賛し、今や世界中から大注目されているブランドです。
ストリートを背景にモードが共存する極端で構築的なシルエットなど、高いデザイン性が絶賛され、今ではファッション界の中心核となっています。
それもそのはず、ヴェトモンのデザイナーである『 デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)』はアントワープ王立芸術アカデミーを首席で卒業し、2007年東京コレクションで自身の初コレクションを発表後〝 メゾン・マルジェラ(Maison Margiela) 〟のウィメンズ、〝 ルイ・ヴィトン(louisvuitton)〟のレディスプレタポルテ シニアデザイナーを手掛けてきた実力派。
2014年に自身のブランドであるVETEMENTS(ヴェトモン)をパリにて発表したことが本格的に大ブレイクしたきっかけと言えるでしょう。
ヴェトモンの製品は追加生産や再入荷を一切しないというスタンスを守り抜いています。
その希少性がブランド力をより高めるとともに、それは最初に購入してくれた人々への敬意だと言います。
『ラグジュアリー』とは常にきわめて希少なものであり、いくら高品質なハイブランドであっても、ショップに足を運べばすんなりと何でも手に入ってしまうという状況は、ラグジュアリーとは言えないという考えを持っているのです。
また、高品質、斬新なデザインの商品をすべてイタリアの高技術な工場で生産しているヴェトモン。
それはコストがかかり必然的に高額になります。しかし、ワンシーズンで使われなくなってしまうより、高額でも顧客たちへより良い物を提供し、長年愛用して欲しいという思いがそこには込められています。
近年ファストファッションが多くみられる中で、スローファッションという逆の発想を、ブランドの価値観として守り抜いていることも魅力のひとつです。
ここ数シーズンで〝ヴェトモン〟のコレクションはプラチナチケットになっているほどです。
2016/17年秋冬オートクチュールコレクションでもヴェトモンに身を包んだファンや業界人で溢れかえり、ジャーナリストや編集者たちすらも無視できないヒートアップぶりを見せています。
そんな中、最新2017年春夏パリコレクションでは、17ブランドをヴェトモンが招待し、コラボしたプレタポルテのショーが行われたことも話題に。
この企画をした背景には、自分たち(ヴェトモン)の顧客が、トレンドのみでクローゼットを埋めつくしたり、ファクトリーブランドのアイテムを取り入れたりするだけでなく、もっと自由に様々なブランドやアイテムとMIXして自分達流に再解釈をしてデザインし、提案したいという考えがあったそうです。
以前にも、あるインタビューで、〝 近年ではみんながトレンドをキープできるように追い求めたり、その状況に適応しようと頑張りすぎている部分があると思う。ファッションが均一化してしまっていて面白くない。この状態から抜け出して、変わらなければならないと思う。だからこそ、自分達らしいペースでブランドを揺るがないものにしていきたい 〟とデムナ・ヴァザリアは語っています。
人それぞれの今の感覚やスタイルに合った心地のいい服というベーシックな観点からスタートして、ブレないスタンスを貫くヴェトモン。
常識を超えたオーバーサイズのデザインなどストリートをラグジュアリーに転換したアイテムでありながらも『Show』ではなくデイリーで着られる服。これまでの形式に囚われない独自のスタイルを次々に打ち出し、その哲学が若い世代から、コアなファッショニスタまでを虜にしているのでしょう。
ローラさんやGENKINGさん、リアーナ、BIGBANGのG-Dragonなどファッションリーダーとして人気の高いスターたちが愛用していると広まったことから日本でも年々、その人気はとどまらず高まり続けています。
また、2016年にはアレキサンダー・ワンの後任で「バレンシアガ」のアーティスティック・ディレクターとして就任するという快進撃を見せたデムナ・ヴァザリア。
「ヴェトモン」と同時に彼がバレンシアガでどんな展開を見せてくれるのか期待が寄せられる中、発表された2016年のファーストコレクションでは、バレンシアガ氏へのオマージュを込めたもので、これまでのバレンシアガのクラシックな雰囲気をベースに残しながらも、モードかつスポーティカジュアルなデザイン。その絶妙にトレンドをミックスしたスタイルは大絶賛されました。そればかりか、ここ数年ファッション界でやや滞っていたシルエットの流れに大々的な革命を起こしたとも言われています。
デムナ・ヴァザリアは、「誰かに着てもらう、リアルに着られる服をデザインする」と語っているとおり、斬新で個性的でありながらも気軽に着こなせる要素を取り込んだアイテムを、バレンシアガでも展開。
『 ヴェトモン 』と『 バレンシアガ 』両ブランドともにデムナ・ヴァザリアのクリエーションからは今後も目が離せません。
アトランティスでは、これらのブランドも買取をおこなっております!
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