ブランド買取専門店の内緒のはなし
時計を長持ちさせるコツ
2017年2月9日
腕時計は仕事や外出の際には常に身につけるもの。
特にプレゼントでもらったものや思い出の品となれば、なおさら永く大切に使い続けたいものです。
ここでは「腕時計を長持ちさせるコツ」について触れてみたいと思います。
防水
「WATER RESISTANT」はJIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)に準拠した防水性能表示で、
主に以下のような区分があります。
区分 |
耐水性能 |
概要 |
非防水 |
なし |
WATER RESISTの表記がないもの |
日常生活防水 |
2~3気圧 |
洗顔や汗、降雨時の水滴 |
日常生活用強化防水 |
5~20気圧 |
水仕事や水上スポーツ系 10気圧以上で潜水時着用可 |
一般的な腕時計の多くは日常生活防水に準拠しています。
非防水の高級腕時計としてはブライトリングのナビタイマーやクロノマット、カルティエのタンクなどがありますが、高い防水性を誇るロレックスのオイスターケースでさえ、リューズ(龍頭。時計の側面に固着されたゼンマイを巻き上げる突起のこと)が緩んだ状態では十分な防水性を発揮できないこともあります。
また、こうした防水性能を語る場合、欧米に比べて湿度の高い日本では、保管環境についても十分な配慮が必要です。
結露の多い窓際の近くに長期間放置しないことも大切ですし、ケースや引き出しに入れて保管する場合、除湿剤・シリカゲルなど設置するのも効果的です。
磁気の影響について
強い磁力を放つものの近くに腕時計を置くことは避けることがベター。
アナログ式クオーツ時計の場合、強い磁力に曝されることによって時計が止まったり、遅れたりすることがあります。
機械式腕時計では内部パーツが磁化され、精度に影響をきたすこともあります。
この場合、金属部品の脱磁が必要となります。
磁力を放つ一般的な家電としては、冷蔵庫、電子レンジ、IHクッキングヒーター、スピーカー全般、携帯電話などがあります。
ベルトの洗浄
腕時計は身につけるアイテムという性質上、どうしても汗や皮脂汚れが付きやすいものです。
衛生面を考慮しても、ベルトはまめに清掃・洗浄することをオススメします。
革ベルトを洗浄する場合、湿気はカビ発生の原因になるため、水で薄めた中性洗剤を含ませた布やタオルで軽く拭く程度に留め、洗浄後は陰干ししてしっかり乾燥させましょう。
金属ベルトの場合は、やわらかい毛でブラッシングして汚れを除去します。
しつこい皮脂汚れの除去には専用の洗剤を使って水洗いするのが効果的です。
もちろん洗浄後の湿気の除去は入念に行いましょう。
オーバーホール
機械式腕時計の場合、油切れはムーブメントの部品磨耗の原因となります。
特にロレックス(ROLEX)やオメガ(OMEGA)、カルティエ(CARTIER)などの高級腕時計を永く愛用するためには、定期的なオーバーホールは必要不可欠です。
また、ウォッチワインダーの使用は部品にかかる負担が大きく、オーバーホール時に磨耗した部品の交換が必要となることもあるため、こうしたツールの使用には十分な注意が必要です。
故障や破損について
永くご愛用した腕時計も、ベゼル・リューズ・ケース・ベルトなどが壊れてしまうことがあります。
高級腕時計の場合、パーツの交換などで高額な修理代を請求されることも少なくありません。
アトランティスでは、
こうした故障や破損した高級腕時計でも高額査定・高価買取を積極的に実施しております。
当社の時計買取サービス(店頭買取/宅配買取/出張買取)、ぜひ一度ご検討くださいませ。
主な買取対象の腕時計:
ロレックス(ROLEX) | オメガ(OMEGA )| カルティエ(CARTIER) | ブルガリ(BVLGARI)| ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON) | ウブロ(HUBLOT) | ブライトリング(BREITLING)
| ピアジェ(PIAGET) | パネライ(PANERAI) | フランク・ミュラー(FRANCK MULLER) | オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET) | プレゲ(Breguet) | IWC | ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton) | シャネル(CHANEL) | ゼニス(ZENITH) | セイコー(SEIKO) | ヴァシュロンコンスタンタン(Vacheron Constantin) | パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)
まとめ
近年、携帯電話・スマートフォン普及により、時刻を確認するのに必ずしも腕時計は必要ではない時代になりました。
しかし、データで見ると腕時計の出荷台数が減少傾向にあるという数字は特に見当たりません。
カシオG-SHOCKは2013年以降、過去最高売上を連続で記録しているそうです。
大量生産・大量消費の経済社会。
物が溢れ均一化していく現代において、それは、常に身に着けるものとして、自己主張やアイデンティティーがより大切な意味合いを持つことの象徴であるのではないでしょうか。
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