プラダ アパレル買取

1913年、マリオ・プラダとその弟がレザー製品店「プラダ兄弟（Fratelli Prada)」をオープンしたことが原点となっています。プラダは、今やイタリアを代表する高級メゾンです。創業当初は旅行カバンからパーティーバッグ、アクセサリーなどを作りだしていて、それはパイソンやクロコダイルや象などのあらゆるエキゾチックスキンやクリスタルなどを使用したゴージャスなアイテムばかりが揃うショップでした。それが上流階級を顧客に持ち、その界隈で愛用される評判の店となりました。のちに、サヴォイア王室の御用達になり、その証というべくサヴォイア家の紋章として使われているロープをモチーフとした印をプラダのロゴに配することを認められロゴデザイン化されたのです。一躍有名人気ブランド・ショップとなったプラダでしたが、1958年のマリオ・プラダの他界及び、戦後、少しづつ人々の生活スタイルが変化していったこの頃から経営が厳しくなっていき、長く低迷期が続いていきます。そんな倒産寸前のプラダを再生したのがマリオ・プラダの孫であるミウッチャ・プラダであり、現プラダの最高経営責任者でありミウッチャの夫でもあるパトリッツィオ・ベルテッリの２人でした。生粋のミラネーゼであるミウッチャ・プラダは大学政治学部にて博士号を取得。卒業後にはプラダでアクセサリーデザインを手伝ってたとも言われていますが、彼女はパントマイムの勉強をしたり、共産党で女性解放運動を行うなど政治活動へも関心が高かったようで本格的にプラダの後継者となることは当時乗り気ではなかったと言われています。一方、パトリッツィオ・ベルテッリは1946年、トスカーナ州アレッツォの著名な弁護士一家に生まれました。パトリッツィオ・ベルテッリが６歳の時、父は他界、母が高校教師をしながら母ひとり息子ふたりを育てるという環境で育ちました。長い間、片親で過ごしてきた経験によってパトリッツィオ・ベルテッリは独立心・起業家精神を強く持ったと言われています。ボローニャ大学工学科に入学し、当時まだ高額であったベルトを安く手にする為、彼はレザーと、バックルに使う真鍮を靴屋に頼んで縫い合わせもらった。すると費用は店で売られていたベルトの５割に満たない値段でベルトが出来たことからベルテッリはここでビジネスの原点ともいえるヒントを得たのでした。その後、大学を中退後アクセサリー事業に没頭して約１０年でその事業を中規模の革製品を扱う会社へ成長させるなどの経験をし、野心溢れる起業家となっていきました。そんな２人が出会ったのは1977年、ハンドバッグなどが並ぶミラノの展示会でのことでした。その出会いをきっかけに、プラダの主要なサプライヤーの１社としてパトリッツィオ・ベルテッリの会社をミウッチャ・プラダは選びました。その後ビジネスパートナーとして過ごした２人は、いくらも月日が流れないうちに恋人となり同棲をはじめ、のちに結婚。現在は2人の息子に恵まれています。ベルテッリとミウッチャは息子たちが小さな頃は、ほとんどの時間をトスカーナのアレッツォで過ごしていました。息子たちが成長してからプラダ本社をミラノへ移しました。パトリッツィオ・ベルテッリはそのことについて『 私たちの生活には、自宅と工場が共存していました。それは会社にとって多大なる財産となりました 』と過去にコメントしています。また、パトリッツィオ・ベルテッリは気分屋としても知られており、例えば姉妹ブランドであるミュウミュウの新店舗の装飾を監修していた際、彼はショップのミラーが気に入らずたたき割ったといいます。当時の様子をことを「あのミラーは太ってみえたからだよ」と言うなど、数々の驚くようなエピソードをあるようですが、彼を良く知る幹部のスタッフたちはカリスマ性があり、疲れを知らないボス。店舗の壁の色、さらにはシューズの縫い目数などまでもプラダについて全て把握していると言っています。また、ハンドバッグのレザー注文数などあらゆる事を最終的に決定するのはベルテッリが行っているため、退社してしまった人間がいた場合などもベルテッリが一時的に穴の開いたポジションを引き継ぐことも多いのだとか。気分屋と言えど、プラダグループ会長・CEOでありながらブランドにより密接した行動をし、一切妥協を許さないことへ徹底していることが感じられ、この精神こそが、またプラダ製品へも反映されていると言えるでしょう。ミウッチャとも仕事上、激しく口論をすることで有名なのだとか。しかしミウッチャは「ベルテッリ尊敬している」「 ベルテッリと出会っていなければ、私はギブアップしていたと思うし、少なくともこのような業績は残せなかったと思う 」など過去にコメントをしています。このようにプラダというブランドは、ベルテッリが経営及び生産の頭脳、ミウッチャが類いまれなるクリエイター能力を存分に発揮することによって２人が二人三脚で高級メゾンを成長をさせていったのです。ミウッチャ・プラダはデザインについてメンズよりもレディースデザインをする場合の方が思い描くファンタジーをより一層、具現化する傾向が強めになのだそうです。個人的に男性がゴチャゴチャと着飾っているのはあまり好きではないと。とはいえ基本的には性別ではなく、その人自身を見るようにしているそうです。プラダは他の高級ブランドに比べてアパレルも非常に人気が高いです。例えば他のハイブランドのバッグなども本当に多くの人が持っているのをみなさん見かけると思いますが、洋服を着ている人は比較的見かけることが少ないのではないでしょうか。その点プラダのアパレルは街のスナップなどでもファッショ二スタたちによって着こなされているのが頻繁に見かけられるのです。プラダのアパレルは、あからさまに奇抜なものではなくても既存にあるもへのプラスアルファのデザインはなく、完全に新しいテイスト、センスを毎回見せてくれます。創業以来の伝統を受け継いだ素材へのこだわりはもちろんのこと、トレンドが揺れ動いてもプラダらしいクリエーションは決して譲らない姿勢が、高い評価を得ています。もう着用する機会がないプラダのアパレルをお持ちでしたら、アイテム、メンズ、レディース問わずアトランティスへ是非ご相談ください。需要が高いからこその高価買取はもちろん、お客様にご満足いただけるよう業界最大の買取サービスに努めています!気軽に利用できるline査定も行っておりますので、是非お試し下さい！