マテラッセ買取

プラダを手がけるミウッチャ・プラダは1950年ミラノ生まれ。彼女の祖父マリオとその兄弟が高級皮革製品の会社をミラノにオープンさせたのは1913年のことでした。その製品はイタリア王室の御用達になるほどミラノ中の人々の間で人気となり一代にして名実共に、輝かしいブランドへ成長したプラダでしたが、1985年以降には戦後の影響などから、一時は倒産寸前の危機にまで直面してしまったのです。創立者マリオ・プラダが1985年に他界後に事業を継いだマリオ・プラダの娘、ルイーザ・プラダにはブランドを回復できない状態になっていました。 そして、低迷期が続いたのちに、ミラノ大学の政治学で博士号を取得したミウッチャ・プラダ（マリオ・プラダの孫）があまり気乗りしないまま、家系のビジネスを手伝うこととなったのが、1978年のことでした。1970年代には、パントマイムの勉強をしたり、共産党に入り女性解放運動の先頭などにも立つなど、別の世界で様々な行動をしていたのですが、ファッションの世界に転じると、瞬く間に新たな才能が開花し、彼女は思いも寄らぬ後継者となったのです。ミウッチャ・プラダが就任後、1985年に発表した「ポコノ」というアメリカからの輸入品である高度な技術で特殊加工が施された丈夫かつ軽くて柔らかな素材で作られたプラダのロゴが入った三角プレート付きの黒いバッグが大評判になり、世界中のファッションエディター、スーパーモデルなどが注目し、一大ブームを巻き起こしました。1989年には婦人服も展開し、プレタポルテのコレクションを発表。プレーンでシンプルなラインが当時の他のブランドデザインとはまったく正反対であったことから絶賛されました。そして1992年には姉妹ブランド「ミュウミュウ」をデビューさせ、ナチュラルなカラーと素材を使ったヒッピー風のアイテムを発表すると、これもまた大評判を呼びました。現在では年に2回、ミラノでプラダとミュウミュウのコレクションを手がけています。そんなミウッチャ・プラダの長きに渡るビジネス・パートナーであり、夫のパトリツィオ・ベルテリ。彼もまたプラダを復活させた歴史には欠かせない大きな存在として知られています。ミウッチャ・プラダ自身のコメントで「 夫と出会っていなければ、たぶん私はギブアップしていたと思うし、少なくとも、こんな業績は残せなかったと思います 」と言っています。その後もプラダは世界的な巨大複合企業となり、2013年、創業100周年を迎える老舗ブランドとなりました。〝 日常を贅沢に飾る "をコンセプトとし始まったと言われている、ミウッチャ・プラダの斬新なデザインと、現代的で革新的な素材使いは100年の歴史を超えた今もなお、世界中に熱狂的なファンを抱えているブランドなのです。そんなミウッチャ・プラダが手掛けるプラダ「マテラッセ」の他、バックから小物まで、多種多様なプラダ製品のお買取りは当社にお任せください！定番商品からレアなものまで発売時期や使用状態に関わらずお気軽にご相談ください。必ずお客様のご納得・ご満足頂ける高額買取をさせていただきます！送料無料で便利な宅配買取もご好評いただいております。是非ご利用お待ちしております！