アルハンブラ買取

フランスを代表するハイジュエラー「ヴァン クリーフ＆アーペル」は 宝石商の箱入り娘だった〝エステル・アーペル〟と宝石の加工職人の息子 〝アルフレッド・ヴァンクリーフ〟この２人の幸せな結婚からはじまりました。 1906年、義理の父である〝サロモン・アーペル〟と〝アルフレッド・ヴァンクリーフ〟によって 2人の名を冠した「ヴァン クリーフ＆アーペル」を設立し、パリ・ヴァンドーム広場に初のショップを開きました。このヴァンドーム広場にあるアトリエにおいて創業当時から現在まで、ヴァン クリーフ＆アーペルのジュエリーが作られています。アルフレッドは経営者としてはもちろん、類いまれなる宝石のカッティング技術を持ち合わせていました。 また、エステルの兄弟たちも事業に加わり、敏腕営業の素質を発揮。アルゼンチンのファーストレディーとなった〝エヴァ・ペロン〟をはじめ多くの著名なセレブ達を顧客につけていきました。そして1925年、金属の枠にあわせ宝石をカットし埋め込むという「カリブル カット」という技法を用いて製作された『 薔薇の花 』というブローチでアール・デコ展大賞を受賞します。 1930年にはエジプトのナザリ王妃の別注を受けて作られた、小鳥や花など生き物をモチーフとした『 ハチドリと花のミノディエール 』というスモールサイズのイブニングバッグを発表。この小さな手のひらサイズのバッグは美しさと巧妙なテクニックでヴァン クリーフ&アーベルの真骨頂とも言える技術と言われています。1933年にはミステリー・セッティングという表面からはツメの部分をまったく見えなくするという特殊な石どめ方法を開発し、この技法は特許がとられています。この素晴らしい技法は現在、多くのハイジュエリーに使用されていますが、特許を取得したのが80年以上前だったこともあることからか、インビジブル・セッティングという名称を変えて同様の技術が流通しているようです。 そして1955年、グレースケリーがモナコ女王になった際、ティアラのデザインも手掛けています。こうして王室をも虜にしたヴァン クリーフ＆アーペルは1967年、イラン王室からのオーダーを受け財宝となる載冠式用の王冠を約半年以上もかけて制作しました。 その宝石の数はなんと、ダイヤ1469個・パール105個・ルビー36個、その他エメラルドも使用されており有名となりました。 その後もウィンザー公爵夫人、ジャクリーン・ケネディ・オナシス、グレース王妃など 世界の王侯貴族やセレブから愛されることとなりましたが、その理由のひとつは技術力の高さと言われています。その一方で時計のコレクションも増やしていき、1972年、ウォッチ専用となるショップをオープン。1976年にはジュエラーとしては初となる香水も発表しました。 1999年になるとスイスのリシュモングループの傘下入り、企業としては大きな変化を見せた時と 言えるでしょう。 近年では〝カール・ラガーフェルド〟や〝ヴィクター＆ロルフ〟などのコレクションでもヴァン クリーフ＆アーペルのジュエリーが使用され、そうそうたるメゾンのコレクションに添えられることで、互いの美しさを引き立たせていました。 また、2008年にはクロエとのコラボによる、オニキスやマザーオブパールなどで仕上げられた 「アルハンブラ」を使ったネックレスやエキゾチックスキンとアルハンブラを組み合わせたクラッチバッグなどを発表し話題を集めました。 「ヴァン クリーフ＆アーペル」は創業から100年以上を経た現在も伝統を継承しつつ新たな可能性を見出し、大人の女性を上品で可憐に魅せてくれるブランドとして輝き続けるでしょう。 ヴァン クリーフ＆アーペルのアイコン「アルハンブラ」をATLANTISでは高値査定・高額買取致します！その他のモデルも強化買取しております。お買い換えや不要となったヴァン クリの買取先は当社にお任せください！リアルタイムでの査定可能なLINEもどうぞお気軽にお試しください。