ロレックス シードゥエラー 時計買取

深海遠征用として開発された、究極的防水機能を誇るダイバーズウォッチです。水深1,220ｍまで対応。またディープシーは水深3,900ｍの防水を可能にしています。長年にわたるプロダイバーとの協力の元、幾度となく開発を続けてきた成果といえるでしょう。

サブマリーナーの上位機種であり、プロのダイバーズへ向けたモデルである「シードゥエラー」。1971年に登場して以来ロレックスを代表するダイバーズモデルとして君臨しています。海の居住者を意味しています。ケースのサイドには、飽和潜水時に、ヘリウムガスを自動で排出してくれる「ヘリウムガスエスケープバルブ」が搭載されています。
また市場価値も高く、「赤シード」「レイル文字盤」「COMEX」などのレアモデルかなりな高額で取引されることも珍しくありません。

シードゥエラーの始まりは1953年でした。深海潜水艇である「バチスカーフ・トリエステ号」と協力し、高い水圧にも耐えられる腕時計を開発。それが試作機「ディープシー・スペシャル」でした。

トリエステ号は、マリアナの海溝最深部において深度10,916ｍまで潜航し世界記録を達成しました。後の80年代に1220ｍ防水を記録しました。

しかし初めからこのように順風満帆だったわけではありません。このシードゥエラー開発にはフランスに拠点を置いている潜水専門会社であるコメックス社がかかわっています。1960年代に、ダイバーたちへサブマリーナを支給したコメックス社でしたが、大深度の潜水を行った飽和潜水の際、時計の風防が吹き飛んでしまうというトラブルが続出。この原因は、潜水に必要な深度圧を調整するヘリウムガスが、時計内部で膨張してしまうということでした。

このトラブルを機に、コメックス社の協力を得たロレックスは、翌年にシードゥエラーの開発に乗り出します。ヘリウムガスを排出してくれるヘリウム・エスケープバルブの搭載により、問題点は改善されました。深海での破損を防ぐためサイクロップレンズがないというのも特徴。さらにサブマリーナよりも厚く頑丈になったケースにより、大深度への対応が可能になりました。

その後3900ｍ防水を実現したRef.116660が登場しました。ロレックスにおける技術を終結して作られ、驚異的な防水性を誇りました。更に、分厚いウエットスーツでもブレスレットの調整ができるようになっており、プロのダイバーのことをとことん考えられたモデルです。

シードゥエラーにも様々なモデルがありますが、そのうちのひとつ、シードゥエラー4000をご紹介します。ロレックススチール製のケースには、最高の耐蝕性が求められるハイテク産業や宇宙航空などの分野で使用される、904Lスチールが使用されています。超合金であり研磨性に優れ、過酷な環境においても美しいその姿を変えることがありません。

高い独自性に加え視認性を誇るダイアルは、変色しにくい19ｃｔゴールド性アワーマーカーが特徴的かつロレックスの顔として君臨しています。設計、製造に至るまで完全に自社で、更に手作業でおこなれています。

ブレスレットは、形、機能、美しさと技術を追求し融合したオイスターブレスレット。ブレスレットが誤って開いてしまうことも防いでくれるオイスターロッククラスプが搭載されています。また道具を使わずにブレスレット位置を調整できるよう、独創的なブライドロックが採用されています。

ムーブメントはキャリバー3135を搭載。スイス公認クロノメーター検査協会のテストに合格し、精度の高い時計にのみ与えられるクロノメーター認定を受けています。衝撃や温度変化に大しても耐性が大変優れています。

欠かせない特徴のひとつとして逆回転防止ベゼルも。ベゼルに60分のメモリが刻まれていることにより、ダイバーは潜水時間や減圧を正確に測定することが可能になります。また夜光素材のカプセルがゼロマーカに配置されたことにより、暗闇においてもはっきりとした視認性を実現しました。

ぜひ他のモデルも参考に、ご自身に合ったウォッチを探してみてください。人気のシードゥエラーの買取は、高額査定のアトランティスへお任せください！