カルティエ タンク 時計買取

カルティエは時計の名門ブランドだということを知っていましたか？

有名な時計メーカーとしてよく名が挙がるのはロレックスやオメガ。ジュエリーにおいても有名なカルティエの名はなかなか出てこないかもしれません。ところがカルティエは時計メーカーとしても有名かつ長い歴史を持っており、タンク以外にもサントスやパシャなどの名作腕時計の名を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

カルティエの腕時計は、ロレックスなどの最先端技術を極めた腕時計とは、また目指す場所が異なっていたように感じられます。防水性、衝撃に対する強さ、機能性実用性の高さを求めたスタンダードな高級腕時計よりも、ジュエリーのように、芸術作品のように、至高の存在感を放つような美しい時計作りをしているのです。

カルティエのタンクウォッチが誕生したのは1917年。

初めのプロトタイプはジョン・パーシング将軍に贈られました。そしてその後1919年にタンクウォッチが発売されたのです。その美しさの秘密は、ケースにシャープな角を持つフラット、下アタッチメントとの接点を隠すユニークなデザインでした。自由でエレガントなエスプリを表現するシンプルなライン。ブランドカルティエのアイコンとなったタンクウォッチは、現代も新たなデザインで改良を重ねつつも、そのアイデンティティは揺るぎません。誕生から約100年ほどが経ちますが、今も老若男女問わず幅広い層に対し、人気を誇っています。

カルティエのタンクの始まりは、第一次世界大戦の際のルノー製の戦車からインスピレーションを受け製作されました。初代モデルは「タンクノーマル」。四角く直線的にデザインされたそれは、斬新さやインパクトを与えるためでした。1921年に発表された「タンクサントレ」。ケースには腕に沿うようなカーブが採用されました。

1922年には中国の寺院正門からインスピレーションを受けて製作された「タンクシノワ」が発表されます。正方形を強調する力強いケースが特徴的です。そして1928年に「タンクアギシェ」を発表します。2つの小窓内に時刻を表示させるデザインは、斬新さから話題を集めました。

カルティエタンクはアメリカンやフランセーズなど人気の高いモデルが多いことから、著名人たちにも愛用されていたといいます。戦車をモチーフにした四角いケースは、スタイリッシュな印象を与える洗練されたデザインが、タンクが人気である理由の一つでしょう。

タンクは大きく６つのラインに分けることができます。

1.ルイ･カルティエ
2.アメリカン
3.シノワーズ
4.フランセーズ
5.ディヴァン
6.バスキュラントやア・ビス、ア・ギシェ等のスペシャルシリーズ　

デザインに普遍性があると感じられる典型モデルです。バラエティも豊富に揃っているため、自分自身にあったスタイルを多くのラインナップから選ぶことができます。

またサイズ展開は「S」「M」「L」「XL」という表記の仕方をしています。性別を超えて素晴らしい作品を受け入れてもらうという考えの表れと、自信のデザイン力を感じることができます。前衛的で芸術的なデザイン性のなかにもある普遍性のバランスこそが、カルティエの魅力といえるでしょう。

時代の流れにあわせカルティエも変化を続け、2010年には「カリブル・ドゥ・カルティエ」という男性専用モデルも登場しています。外装からムーブメントまでメンズ用に作られています。サイズ表記も「S」「M」などから「〇〇ミリ」という表現に変化していこうとしています。芸術性と時代の進歩に合わせ、今後も新しく展開していくカルティエの腕時計に、ぜひ注目していきたいですね。

当社アトランティスでは、カルティエタンクの旧式から新作、レアまで幅広く買取、販売をしております。
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。