パレンテシ買取

イタリアンジュエラーのパイオニアである『ブルガリ』ルーツは19世紀のギリシャに遡ります。銀細工師の家系であったソリティオ・ブルガリは、情勢が不安定だった祖国を逃れてローマに移住します。そして1884年、システィーナ通りに初めて店を構え、ブルガリの歴史が始まりました。ブルガリの製品で最も象徴的であり特徴ともいえるのは、何といってもその色使いでした。"ハイジュエリーコレクション"を通し、『 色石と言えばブルガリ 』と言われる地位を確立していきました。1900年代前半は、ジュエリーの本場はパリが主流になっていた時代でした。カルティエや、ティファニーなどがリードし、アールデコ調で幾何学的なデザインや自然主義的モチーフが多く、プラチナを台座に使用しているものでした。ブルガリもその頃は時代の流れに沿い、同様のアールデコ調のジュエリーを発表していました。また、ブルガリのロングセラーでアールデコの傑作〝 トロンビーノ"も1930年代に制作されたものです。1940年代になると、第2次世界対戦の影響もあってか、ダイヤモンドを用いたプラチナ製のジュエリーは制作されなくなっていき、石を使用しないゴールドのジュエリーが多くなっていきました。そして戦後、経済が活性化したことで再び、石を贅沢に使用したジュエリーが再びもてはやされはじめ、ダイヤモンドが最も人気の高いジュエリーとなっていきました。 遡れば、1920年代から、元々最高品質のダイヤモンドに注目していたブルガリは、徐々に貴重な色石の宝石を製品に使うようになります。1950年代になると、イタリアはデザインの中心地となりブルガリの色彩革命は次のステップへと跳躍していきます。ルビーやサファイア、エメラルドといった宝石を使用し、斬新で色鮮やかな組合せを追求し更には、よりカラーを重視したジェムストーンやイエローゴールドなども取り入れるなど大胆かつ、これまでにないスタイルでブルガリを発展させました。独自のイタリアンスタイルを確立したブルガリは、その後もにさらに前進していきます。エジプトの古代芸術、日本の富士山、アメリカ国旗を思わせる星条旗をモチーフにするなど斬新なデザインを次々と生み出していきました。1980年代にはジュエリーは、気軽に身につけられるものでありがならも上品で時には更に特別なアイテムともなり、どんなシーンにもふさわしいものとなりました。これこそがブルガリの言うところの「着け心地のよさ」の秘訣です。その頃に登場した代表的な作品がモジュール式ジュエリーの「パレンテシ」です。ライフスタイルに合わせて身に着けられることを目的に作られたというコンセプトはこの時代のブルガリからの強いメッセージ性が込められているようにも感じます。そして21世紀を迎え、現在もハイジュエラーとして、ブルガリは進化を続けています。当社では、長年ブルガリ製品を多数お取り扱いし、確かな審美眼を養ったスタッフがお客様のお品物を丁寧に査定し、お客様のご納得できる買取サービスをご提供いたします。 店頭にお品物をお持ちいただかなくても、当社からお送りするダンボールキットを使った、簡単安心宅配買取サービスもご利用いただけます。お持ちのブルガリ製品を高く売りたいとお考の方は是非一度、当社アトランティス(ATLANTIS)までご相談ください！