フランク・ミュラー コンキスタドール 時計買取

スペイン語で「新たな時代に進化する征服者」という意味を込めて名づけられた「コンキスタドール」は1994年に発表された人気シリーズです。トノーカーベックスの曲線美はそのままに、2重構造のベゼルをプラスしトノウ・カーベックスの曲線美はそのままに、スポーティなダイアルと融合させたことで曲線と調和がなされ、個性的で立体感のあるスタイルになっています。

重量感と厚みが、圧倒的な存在感、そして機能美を引き立ててくれます。また｢コンキスタドール･グランプリ｣フランクミュラーにとって初のスポーツウォッチとなりました。ベースにチタンブラックチタン､ピンクゴールド､エルガ、これら異素材同士を組み合わせることで、存在感を高めています。新素材｢エルガ｣は６種類の金属からなり、軽くて強靭な合金になっています。

ベースには成功を収めたカサブランカを起用。
またコンキスタドールという名前の由来は、新たな地を開拓したフランシスコ・ピサロやエルナン・コルテスなどといった侵略者への尊敬の念を込め、新時代を切り開くというフランクミュラーの決意が込められています。
ベゼル部分にステップを付けられ、2重構造になっていることでボリューム感は大幅にアップ。トノーカーベックスのインスピレーションは継承しつつ存在感と機能美を極めたモデルです。

かつて日本をイメージしてデザインされたモデル「コンキスタドール ライジング サン(CONQUISTADOR Rising Sun)」。”日の丸”からインスピレーションを受け、朝日が昇るさまを表現するように深紅にグラデーションがかったインデックスが特徴的です。フランクミュラーだからこそ行き着いたこのデザインは、独自の解釈が伺える個性的なモデルになっています。

成熟した独自のダイナミズムが感じられるコンキスタドールは、時計界でも前進を続けるフランクミュラー自身と重なります。

誰が見ても一目でフランクミュラーと分かる芸術的デザイン。ケースは絵画のような文字盤が独創的であり、高級時計ブランドにおける常識をいくつも覆してきました。
僅か20数年の間に、名だたるスイスの高級時計メーカーに匹敵するポジションを確立しました。
またデザイン性だけでなく、確かな技術力を持ったフランクミュラーだからこそなせた、機械式時計。

時計産業の中心地であるスイスで、1958年に生まれたフランクミュラー。スイス人の父とイタリア人の母を持ち、幼いころから機械式時計に夢中だった彼は、10代の頃には時計づくりに目覚めていました。1975年、ジュネーブ時計学校へ入学し、3年間で履修するべき単位をわずか1年間で修得するという、驚異の才能を発揮し始めます。最優秀賞、優秀賞と数々の賞を授与された彼は、主席で卒業しました。

パン工房の2階を改築して時計制作のオーダーメイドを行うようになり、その技術力は評判を呼びました。著名なコレクターやミュージアムなどから声がかかり、パテック・フィリップなどの希少な時計修理を多く手がけました。

ポケット・ウォッチだけに搭載されていた複雑機構。それを腕時計に搭載させるという常識を覆すアイデアを思い付いた彼は、トゥールビヨンなど複雑な機能を持った腕時計を30本以上発表しました。新案特許を数多く発表し、また毎年のように世界初の複雑機構を発表するように。天才時計師と呼ばれ、1992年にブランドを設立しました。宝石商かつケースメーカーだったヴァルタン・シルマケス氏と意気投合し、共同で立ち上げ前身となった会社こそテクノウォッチ社でした。

以来、多くの新作を発表し、今もなお成長を続けるフランクミュラー。確かな技術力と美しく洗練されたデザイン性の融合により、時計界において一目を置かせる高級時計ブランドとなりました。

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