54年振りの11月の雪
2016年11月24日 / ryota
こんばんは!!
アトランティス銀座店のPOPです。
今日はとても寒いですね。
記録的な真冬並みの寒気の影響で東京の最高気温は4℃、最低気温はなんと-1℃だそうです!
この冬一番の冷え込みとなった今日は朝から東京の各地で雪が降っていました。
なんと11月に東京で雪が降るのは昭和37年(1962年)以来の54年ぶりで、
積雪に至っては明治八年(1875年)の観測以来初めてのことだそうです。
54年前、1962年はどんな年だったのか、気になったので調べてみました!
1962年、東京の人口が1000万人を超え、世界で最初の人口1000万人越えの都市になったそうです。
周辺地域からの人の流入によって膨れ上がった人口のため、住宅不足や大気汚染が問題になりました。
また日本全国でテレビの受信契約者も1000万人の大台に乗った年だそうです。
その他にもジャニーズ事務所が創業し、ファイティング原田がボクシング世界チャンピオンになり、後楽園ホールがオープンする、ボブディランがレコードデビュー、ビートルズもレコードデビュー、巨人王貞治選手の一本足打法がスタート、などといった出来事もありました。
社会的に大きな意味を持った出来事としては1962年の『キューバ危機』があります。
キューバ危機とは1962年、キューバにソ連の核ミサイル発射基地が建設されていることが明らかとなったことから、10月から11月にかけてアメリカ合衆国がカリブ海周辺で海上を封鎖し、ソビエト連邦とアメリカ合衆国間の緊張が高まり、全面核戦争の一歩手前まで進んだ危機的な状況のことを指します。
キューバ危機の数年前の1959年、事実上アメリカ領に近い状態だったキューバ。フィデル・カストロやチェ・ゲバラによって親米政権であるバティスタ政権を打倒し新政権を樹立しました(キューバ革命)。
これを機にアメリカと国交断絶状態になったキューバはソビエト連邦と関係を深め、社会主義宣言をしました。
1962年の十月にアメリカ軍の偵察機がキューバを調査したところ、キューバ国内でソビエト連邦によるミサイル基地の建設が行われていることが判明しました。
当時のアメリカ大統領ケネディはこの事態を重く受け止め、カリブ海周辺をアメリカ空海軍で封鎖しました。
当時は東西ドイツも分断された状態で、このままキューバで衝突が起こればそのまま第三次世界大戦に進むのではないかという状況でした。
結局はアメリカ大統領のケネディと、ソビエト連邦のフルシチョフの書簡での交渉により、キューバからのミサイル撤退でキューバ危機は幕を閉じました。
東京で観測史上初めて11月に雪が降った1962年、世界は第三次世界大戦の寸前までいっていたのです。
そして今年はアメリカでドナルド・トランプが次期大統領に当選、世界情勢にもまだまだ目が離せません。